Windows 11＆第12世代インテルCoreプロセッサー搭載「VAIO S15」発売！実機レビューも！

VAIO株式会社は、Windows 11と第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載する15.6型ノートPC「VAIO S15」を発売します。受注開始は5月中旬で、販売開始は5月下旬の予定です。

VAIO S15は2019年に発売された第9世代インテルCoreプロセッサー搭載モデルから、しばらく更新されおりませんでしたが、久しぶりの新モデル登場で旧モデルから大幅に性能が向上しています。そんな新「VAIO S15」(ALL BLACK EDITION)に触れる機会がございましたのでご紹介いたします。

左が新しい「VAIO S15」(ALL BLACK EDITION)で、右が2019年モデルの「VAIO S15」(シルバー)です。外観は全く同じですが性能が大幅に向上しています。

VAIO S15は、ゲーミング・クリエーション用途向けのハイパフォーマンスを実現する第12世代インテル Core Hシリーズプロセッサーを搭載しています。ノートPCの多くで採用されている省電力優先のUラインのCore i7と比較して、1.6倍以上のCPU性能を誇ります。また、従来モデルと比べてデータ転送速度が約80%向上した最新世代の広帯域メモリー規格DDR5を採用しており、最大64GBまで搭載可能です。

6GHz帯の広帯域を利用する最新規格「Wi-Fi 6E」に対応し、低遅延・高速・大容量の通信を実現。より高画質で安定した、ビデオ会議やウェビナーが可能です。

AIノイズキャンセリング機能が騒音などの環境ノイズだけを除去します。ビームフォーミング技術と組み合わせることでPC正面の自分の声だけをクリアに届けるプライベートモード、相手の声もクリアな音声で確認できるスピーカー出力のノイズキャンセリング設定も可能です。

Windows Hello対応の生体認証方式を2種類から選択可能です。センサー部に指を置くだけの指紋認証、内蔵カメラでユーザーの顔を自動認識する顔認証の2つの方法で瞬時にログインできます（指紋認証はスリープ状態からの復帰にも対応）。

さまざまな周辺機器との接続を1本のケーブルで行える最新のマルチインターフェイス、USB Type-C端子を搭載しています。USB Type-C端子は、最大40Gbpsの転送速度を誇るUSB4およびThunderbolt 4接続に対応。外付けストレージなど、さまざまな周辺機器と超高速にデータ通信が行えます。

新規格のインターフェイスに加え、ビジネスの現場で使われる旧規格のインターフェイスもサポートしています。4K出力対応のHDMI端子、VGA端子（アナログRGB出力端子）、有線LAN端子のほか、USB Type-C端子、3つのフルサイズUSB端子、SDメモリーカードスロットなどを搭載しています。

デスクトップPC向けキーボードと同じ、キーピッチ約19mmのフルサイズキーボードを搭載。テンキーも用意されているので、表計算ソフトなどでの数値入力も快適に行えます。また、使用時にキーボード奥部が持ち上がるチルトアップヒンジ構造の採用によって手のひらや手首にかかる負担を大幅に軽減。快適なタイピングが行えます。