ここ数年、ノイズキャンセル(ノイキャン)機能搭載のヘッドホンが人気を集めていますが、今回は9月4日発売予定で、ノイキャン対応ヘッドホンの中でも最高峰に位置するSONYのヘッドホン「WH-1000XM4」をレビューします。

・進化した業界最高クラスのノイズキャンセリング

電源を入れ、ヘッドホンを装着した瞬間、ノイキャンの性能に驚かされました。いかに普段騒がしい中で生活しているかを感じました。前モデル(WH-1000XM3)と比較しても、あきらかにノイキャン性能が向上しています。特に中高音域のキャンセル性能が上がったことで、飛行機などの乗り物はもちろん、街中やカフェの中など人の声が多い環境でもより静寂になること間違いなしです。

・新たにAI技術を組み込んだDSEE Extreme搭載で圧縮音源もハイレゾ級に

AI技術を組み込むことでさらなる臨場感を実現したDSEE Extreme搭載により、CD、MP3、ストリーミングなどのさまざまな圧縮音源も、ハイレゾ級の高音質で楽しめます。

いつも聞いている音楽がハイレゾ級の高音質になり、新たな感動が味わえます。

付属のケーブルを使えば有線接続でのハイレゾ鑑賞も可能というのも安心ですね。

・最適なリスニング環境をつくるスマート性能を新たに追加

音楽を聴いている最中でも、話したいときに声を発するだけで音楽再生を一時停止し、外音取り込みモードに切り替えることのできる新機能「スピーク・トゥ・チャット」機能やユーザーの行動や場所に連動して事前に登録したノイズキャンセリング/外音取り込み設定やイコライザー設定に切り替わる「アダプディブサウンドコントロール」機能など、シーンに合わせた最適なリスニング環境を自動で実現するスマートな機能を多数搭載しています。「スピーク・トゥ・チャット」機能は、自分で声を発すると瞬時に音楽が止まり、外音取り込みモードになりました。面白い機能ですね。試しに隣で他人に声を発してもらいましたが、「スピーク・トゥ・チャット」機能が誤作動することはありませんでした。

・長時間リスニングも快適な装着感とロングバッテリーライフ

柔らかい着け心地を実現するイヤーパッドや人間工学に基づくこだわりの全体設計により長時間の音楽リスニングでも快適です。またノイズキャンセリングON時は最長30時間の音楽再生が可能なロングバッテリーライフ。10分の充電で5時間再生可能なクイック充電にも対応しており、急な外出も安心です。

包み込まれるような感覚でつけ心地もよく、長時間使用しても全く疲れませんでした。

付属品は、USB Type-Cケーブル(約20 cm)、ヘッドホンケーブル(約1.2 m)、キャリングケース、航空機用プラグアダプターです。

ケースを開けるとこんな感じで収納されています。

以上がソニーの新製品「WH-1000XM4」のレビュー記事でございます。本日、19:00~ソニーストア銀座より、WH-1000XM4についてYoutubeで生配信も行われるようなので、ご興味のある方はそちらもどうぞ。

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